教科書を見ても成績は上がらない
ここでは成長に役立ちそうなコトを。
塾長自身が忘れないようにメモしていきます。
使える脳の鍛え方 成功する学習の科学 [ ピーター・ブラウン ]
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今日の参考文献は、「使える脳の鍛え方、成功する学習の科学」です。
我が子や生徒さんにも、是非とも直接読んで欲しい1冊!
箇条書きでメモしていきます。
実証研究によって、「もとの学習教材を見直す」よりも。
「学んだことを記憶から思い出す」ほうが、はるかに記憶に定着しやすい。
ことがわかっている。
初期のもので1917年の実証研究がある。
2つのグループが、著名人の略歴を勉強した。
半数は教材から顔を上げて内容を一人で暗唱する時間。
もう半数はテキストを繰り返し読む。
その結果は、暗唱グループの成績が良かった。
また2010年、ニューヨークタイムズ紙に紹介された研究結果。
ある学生グループがテキストの一節を読んだ。
半分のグループはその後にテストを受け、もう半分のグループはテストを受けなかった。
一週間後、テストを受けたグループは、テストを受けなかったグループより50%多くの情報を覚えていた。
見るよりも、思い出す。
さらに最大の効果を得るためには。
間隔をあけて、何度も繰り返し思い出すこと。
フラッシュカードにまとめたり、クイズを作ったりするとよい。
入力より出力を重視する。
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