才能を殺す褒め方、育む褒め方

ここでは成長に役立ちそうなコトを。
塾長自身が忘れないようにメモしていきます。

 

 

 

今日の参考文献は、「マインドセット」です。
我が子や生徒さんにも、是非とも直接読んで欲しい1冊!
箇条書きでメモしていきます。

 

思春期初期の子どもたち数百人を対象に実験を行った。
非言語式知能検査の難問を10題やらせる。(まずますの成績だった。)

 

終わった後の褒め言葉を2グループに分ける。
一方のグループは「よくできた、頭がいいね。」と能力を褒めた。
もう一方のグループは「よくできた、頑張ったね。」と努力を褒めた。

 

その後、2つのグループに別の問題を選択させた。
能力を褒めたグループは、新しい難問にチャレンジするのを避ける傾向があった。
努力を褒めたグループは、9割が新しい難問にチャレンジした。

 

次に、2つのグループに解けない難問を出題した。
能力を褒めたグループは、「自分の頭が悪いからだ」と判断した。また難問にチャレンジすることは「面白くない」と感じていた。
努力を褒めたグループは、「もっと努力しないと」と判断した。また難問にチャレンジすることは「面白い」と感じていたい。

 

最後に、簡単な問題も含むテストをした。
能力を褒めたグループは、自信をなくしており、簡単な問題があっても成績が回復せず、スタート時より成績が下がった。
努力を褒めたグループは、簡単な問題はスラスラ解くことができ、スタート時より成績が上がった。

 

長期的に見るほど、能力を褒めると知能が下がり、努力を褒めると知能が上がると結論付けている。

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