勉強でのプラシーボ効果とノーシーボ効果

ここでは成長に役立ちそうなことを。
塾長自身が忘れないように箇条書きでメモしていきます。

 

・実際は薬ではないのに、「これはよく効く薬だよ。」と言われて飲むと、本当に回復することがある。これをプラシーボ効果という。

 

・反対に、実際は副作用がないのに、「これは副作用があるよ。」と言われて飲むと、本当に副作用が出ることがある。これをノーシーボ効果という。

 

・勉強でも、同様にプラシーボ効果やノーシーボ効果がある。

 

・こんな実験が以前に行われた。
六十代以上の人々に、単語の記憶力テストの実験をした。
半分のグループは普通にテストを受けた。
もう半分のグループは「年齢とともに記憶力が低下する」記事を読んでからテストを受けた。
普通にテストを受けたグループは、単語を58%覚えていた。
「年齢で記憶力が下がる」記事を読んだグループは、単語を44%覚えていた。

 

・またこんな実験も行われた。
女子は数学が苦手という思い込みを持っている人は多い。
女性に数学の難題を解くテストをした。
「あなたは女性である」ことを指摘された女学生グループは、指摘されなかった女学生グループより成績が悪くなった。

 

・テスト前のたった一つの記事、たった一言で、成績が悪くなるという結果が出ている。普段の言葉がけは、大きな影響を与える。

 

・また、自分も知らず知らずのうちに、「●●が得意だ。」「●●が苦手だ。」「●●な子だ。」他人の評価を思い込んでる可能性がある。思い込まずに、自分の才能を信じることが大切。

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