子どもを少しでも自発的にするには?

日々の活動や思い

こんにちは!
wagaco塾長の中村です!!

気になる記事があったので、共有します。

「自発的に動かない子」?親が知らない子供の本質

要約すると、次の通りです。

・子どもが自主的に動かないのは、「未来に対する認識が低い」から。

・その対策には、次の3つの手順が有効。
 ① 選択肢を提示する
 ② 公平にメリットとデメリットを伝える
 ③ 自由に選択させる

・この方法は「説得」「提案」「脅迫」「強制」じゃないので、拒絶できない。

ウチの子もそうです。
子どもができてから、ホント身に染みてわかります。

子ども(特に男の子)は先送りにしがち。
「緊急度も優先度も高い」大人が見たら真っ先にすべきコトも、なぜか後回し。

「先やっといたら、後はもう自由やし、ずっと楽しい時間だけになるやん。」

何度言ったことか。
それでも、やらない笑

リンク先の記事にあるように。
子どもは「未来への認識が低い」です。

目の前にある「やりたいコト」「好きなコト」で、頭がいっぱいになる。
未来のことなど考えない。

これはもう、脳がそうなってるから仕方がない。

言ってもケンカになるだけ。
でも、「じゃあ脳が大人になるまで待とう♪」なんて余裕は、今の日本にはない。

そこで記事では、対策として「3つの手順」を紹介してくれています。

① 選択肢を提示する

例えば「勉強する?それとも他のことをする?」という感じです。

② 公平にメリットとデメリットを伝える。

例えば「今勉強すると、将来自分がやりたいコトできるチャンスが大きくなる。頑張ってるのを見て、みんなも気持ち良くなるかもしれない。でも、勉強の時間は面白くないかもしれない。」

「反対に遊ぶ場合、今の時間は楽しくなる。でも将来、自分のやりたいコトや仕事が見つかっても、できないかもしれない。」という感じです。

それぞれの選択肢のメリットとデメリットを明確に伝えます。

自由に選択させる

例えば「お父さんお母さんの問題じゃないから、自分で決めればいいよ。」という感じです。
「自分で選ぶ」を繰り返すことで、人生が自分事になり、自主性が育まれます。

だからこそ、「誘導」などは絶対にしてはいけない。
ここが一番難しいところです。

「俺やったら、今勉強しとくけどなー。後が楽やし。」

僕自身も言ったことがあります。
実際そのときは、子供は勉強を選びました。

が、その後が大変でした。
何でも聞いてくるようになりました。

「お父さんやったら、どうする?」

僕としては、「失敗してもいいから、自分で考えて決めて、少しずつ成長して欲しい!」。
そう思ってるのに、何でもかんでも聞いてくるようになりました。

もちろん求められた時に「一つの意見」として、相談に乗るのは大切です。

でも求められていないのに、誘導するような言葉がけをすると、自主性が損なわれるので注意してください。

だからこそ「勉強する?他のことする?」と聞いたときに。
「うん!今から勉強しない!!遊ぶ!!!」
という選択肢を選んだとしても、それを最大限に尊重しなければいけません。

それが本当に難しい。。。

でも確かに。
長い目で見ると、「言わなくても勉強する」ことが増えてきました。

やはり記事でもあるように「自分の成長を望まない」という子は少ないです。
どこかで「成長したい!」という気持ち、本能的に持っています。

だからこそ僕たちは、その気持ちを少しでもムダにしない環境を整えておく必要があります。

選択させることで、自分事になります。
「やっぱりあの時、やっておけば良かったな。。。」
自分で後悔するときがあります。

そうすれば「じゃあ、次はやろう!」
という気持ちが芽生えます。

ここに親や第三者が介入すると、

「言われた通り勉強したのに、力つけへんやん!」

と人のせいにできます。

気が向いていない時に勉強しても、力になりません。
それなのに

「頭悪いから、自分なんて勉強やってもムダやわ。」

と、変な結論に至る可能性もあります。

だからこそ、少しでも自分で選ばせる。

この「選択肢を提示して、メリットとデメリットを伝えて、選ばせる。」という方法は。
「説得」「提案」「脅迫」「強制」のどれにも当てはまりません。

つまり「それは嫌」のように、拒否することができないです。
子どもは自分の気持ちに従って、選ぶしかない。

だから自分事になり、自主性につながっていきます。

僕たちとしては、「今勉強する!」と言ってほしいところですが。
「今遊ぶ!」と言っても、グッと我慢して笑顔で受け入れる必要があります。

子どもが少しずつ「未来を認識できるようになる」ように。
大人も「子どもの短期の行動ではなく、未来の成長」を見守ってあげたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました