思春期の行動の変化は?
ここでは成長に役立ちそうなコトを。
塾長自身が忘れないようにメモしていきます。
最新脳科学で読み解く0歳からの子育て [ サンドラ・アーモット ]
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今日の参考文献は、「最新脳科学で読み解く0才からの子育て」です。
乳幼児を子育て中の方に、是非とも直接読んで欲しい1冊!
メモしていきます。
思春期には、目先の報酬に気を取られてリスクを軽視しがちになる。
例えば、夜遊びという目先の楽しみを優先して、睡眠不足や夜の町の危険を見逃してしまう。
これは報酬や感情を扱う脳領域と、自己制御を促す前頭葉をつなぐ白質が十分に完成していないから。
その子自体の人格に問題があるわけではない。
脳が成長過程なだけ。
毎朝早起きしてた子が、中学生になったとたん朝寝坊するのもホルモンのせい。
眠りを誘うメラトニンの量が激減する。
眠りの信号が弱まり、遅い時間に発生し、それにつられて就寝時間も遅くなる。
加えて、メールのやりとりなどで脳が刺激され、さらに眠れなくなる。
とはいえ睡眠不足は、「知力の低下」「気分の落ち込み」「健康を損ねる」「体重の増加」など悪影響をもたらす。
①朝に光を浴びる …メラノプシンが活発になり、翌朝早く目覚めやすくなる
②夜に光(スマートフォンやテレビも)を浴びない …メラトニンの分泌が減少する
③夕方に運動をする …メラトニンが分泌される
などで、眠りのサイクルを整える。
人格だけでなくホルモンの影響も大きいので。
頭ごなしに否定するのでなく、十分に環境を整える。