英語の点数が二極化、苦手な子がやるべきコト
こんにちは!
wagaco塾長の中村です!!
11月定期テストの結果が返ってきています。
最近つくづく感じるのが、
昔に比べて、数学よりも英語の点が上がりにくくなってるなぁ。。。
ということです。
数学は「前回より30点アップ!」みたいなこと、結構あります。
でも英語に関しては最近ほとんどありません。
2020年からの英語教育改革で、一気に難しくなったからです。
単語が増えた。
読む量が増えた。
まず出てくる単語の量がめっちゃ増えた。
小学校である程度英語を勉強しているからです。
でも問題なのは、小学校英語は「スピーキング中心」です。
「書けない、読めない」子が本当に増えています。
こっちから発音すれば、「あぁ、●●のことだ!」とわかります。
でも自分では読めない。
さらに昔ながらの文法問題もありますが、読解問題が中心です。
そして読解では、これまでに習ったコトが当たり前に出てきます。
英語は「上に上に積み上げていく」勉強です。
歴史などでは、「江戸時代わからなかったけど、明治時代から頑張ろう!」と気持ちを切り替えれば、点数は上げやすいです。
でも英語は、心機一転「頑張ろう!」と決意しても、これまでに習ったことがわかっていないので、新しいことも身につきにくい。
だから苦手な人は一気に置き去りにされます。
その結果、英語好きな子は高得点をキープ。
苦手な子はずっと低いまま。
そんな二極化が起こりやすくなっています。
じゃあ、苦手な子はどうすればいいのか?
ハッキリ言って、塾だけの時間でなんとかするのは難しいです。
もちろん毎日来てくれたら塾だけでいけますが、莫大なお金かかっちゃいます。
だから家で自主的に勉強することが大切です。
でもただでさえ苦手。
何をすればいいか、わからない。。。
そりゃそうですよね。
苦手な場合、家で勉強しても、身につきにくいです。
だからこそシンプルにいきましょう。
まずは音読!
教科書の単語と英文を音読!
それから始めましょう。
もちろん音読だけでなんとかなるわけじゃありません。
でも英語克服の第一歩目として、音読ほど「簡単なのに効果が高い」ものはありません。
最近の教科書は便利で、QRコードを読み取れば発音してくれます。
単語や文を見ながら、発音を聞いて、「スペルと音を結び付けていく」。
まずそれが大切です。
だから当塾でも、英語をやっている生徒さんは、毎週1回「単語の発音と意味の小テスト」をしています。
(レベルが上がれば、スペルや英作文なども)
そうすれば少しずつ少しずつ読めるようになってきます。
加えて、「できるだけ難しい文法用語を使わずに、文法ルールを伝える」
ことも心がけています。
やはり英文法がわかってないと、レベルが上がると、読めないし書けないですから。
ということで、年末年始など12月に予定している塾のお休みの間、
少しでもわかりやすく、文法を伝える!
そのために、最近の英文法書をガッツリ学び直します!
生徒さんによって「何が心に残りやすいか」は違うので、王道から変化球まで、色々読み比べます。
12月、楽しいイベントが多い時期です。
楽しいイベントはご褒美に設定して、普段はメチャクチャ勉強しましょう。
そして安心できるようにして、イベント日はトコトン楽しみましょう。
僕も一緒に勉強頑張ります!