●色ペンは使うな!?
今週は公立の中学生がテスト週間。
ということで、授業もテスト勉強会。
みんな自分のやるべきコト(テスト範囲のワークや予想問題)に取り組んでいます。
そんなテスト勉強会に向けて、新しいペンを用意しました。
赤色がない、「シャーペン、青、緑」だけのペンです。
なぜこんなペンを用意したのかというと。
「赤色ペンは、勉強によくない」と書いてある本を読んだからです。
僕自身は、自分の勉強経験から、「そんなことないけどなぁ」とかなり半信半疑なのですが。。。
書いてあった本はコレ。
有名な脳科学者、池谷祐二さんの「受験能の作り方」です。
受験脳の作り方 脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫) [ 池谷裕二 ]
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箇条書きで引用します。
・同じ内容のIQテストを、問題用紙の表紙の色を変えて行ったところ、赤色表紙の受験者だけ点数が低かった。
・表紙のように目立つ場所だけでなく、解答欄の枠やページの片隅など、ちょっとした場所に赤を入れるだけでも、同様に点が下がる。
・赤は「難しいことに挑戦しよう!」という戦意を下げてしまう色。やる気を下げる色。
・スポーツでも、自分が赤の色のユニフォームを着ると、相手がよく赤を目にすることになるので、自分が勝ちやすくなる。
…
ということです。
「ホントかなぁ。。。」と僕自身は思っているのですが。
少しでもやる気を下げる可能性があるなら、赤にこだわる必要もありません。
ということで、今週から赤ペンは授業で使わないようにしています。
もちろんペンの色を変えただけで、成績が激変するなんてことはありません。
勉強で大切なことは。
「インプットとアウトプット」「友達に説明できるか」「間違えた問題をノーヒントで攻略できるよう復習」など。
古くから知られている当たり前のことです。
テストで悔いの残らないよう、凡事徹底していきましょう!