岐阜新聞テストとは?受けるべき?

こんにちは!
wagaco塾長の中村です!!

よく中3の生徒さんや保護者様から、次のような質問を頂きます。

「岐阜新聞テストのことを耳にしたけど、いったい何?」
「そもそも受ける必要あるの?」

ここでは、そんな岐阜新聞テストを徹底解剖していきます。

岐阜新聞テストとは?

正式名称は、「岐阜新聞学力テスト」です。
県内最多の受験者数を誇る、高校入試のための模擬テストです。

60年以上続いています。
岐阜県内の高校進学希望者が、最も多く受けているテストです。

1年に4回あります。
対象は高校受験をする中3生です。

難しさは、公立高校入試に合わせて作られています。

範囲は、「中学入学からテスト日までに、習った全ての範囲」になるように作られています。

「全4回受けることで、入試に必要な全ての範囲を網羅できる」ことも大きな特徴です。

岐阜新聞テストを受けるメリットは?

岐阜新聞テストを受けると、どんな良いことがあるのか?
次の3つです。

自分の実力が正確にわかる 

県内最多、たくさんの受験生が受けるテストなので、今の自分の実力を正確に知ることができます。

本番の良い練習になる 

実際の公立入試問題に似た問題を、本番に近い環境で受けることができるので、本番慣れすることができます。

入試に必要な範囲を網羅できる 

テストに向けて対策することで、気合の入った勉強ができ、入試に必要な範囲を実戦形式で全てカバーすることができます。

岐阜新聞テストは受けるべき?受けなくてもいい場合は?

以上のメリットから、高校入試を控える中3生は、岐阜新聞テストを受けた方がいいです。

ただし以下の場合は、受けなくても大丈夫です。

内申に余裕がないのに、定期テストの日程とカブってしまう。

岐阜新聞テストで良い成績を取ったからといって、入試で有利になることはありません。ただ自分の実力を知れるだけです。内申に余裕がない場合は、定期テスト対策を優先すべきです。

岐阜の公立高校の入試を考えていない。

「絶対に行きたい私立がある!」「他県の高校を考えている!」などの場合は、その学校に合わせた対策の方が優先度が高いです。

本番に強い。

「本番でも、いつも通りの力を出し切る自信がある!」場合は、岐阜新聞テストで本番慣れをする必要性は高くないです。

テストがなくても質の高い勉強ができる。

テストのように直近の目標があると、頑張りやすいですよね。「岐阜新聞テストに合わせてシッカリ勉強!」する生徒さん、毎年多いです。でも「別にテストなくてもシッカリ頑張れる!」なら岐阜新聞テストなしでもいいかもしれません。

どこで受けられるのか?会場は?

岐阜新聞テストを受けられる場所は、大きく3つあります。

・私立の学校
・公共の場所
・協力塾

公式サイトでは「会場一覧」から「協力塾」ばかり見つけられますが。
「私立の学校」や「公共の場所」もあります。

どこで受けるのが一番良いか?

ベストは「私立の学校」です。
入試本番の環境に一番近いからです。

ただテスト回によっては、私立の学校が会場になっていない可能性もあります。
その場合は、図書館など「公共の場所」が良いです。
学校ほどではないですが、やはり本番に近い環境だからです。

実際、当塾がある多治見市では。

「第1回は、私立の学校はない。産業文化センターか、まなびパークなど公共の場所はある。」
「第2回は、多治見西高校で受けられる。」

という状態です。
回によって違うので、申し込みの際に気をつけましょう。

公共の場所もない場合は、協力塾で受けることもできます。
実際、当塾でも実施したことはあります。
コロナの影響で、学校や公共の場所が使えなくなった年です。

でも、やめました。
本番に近い環境を作りにくいからです。

自塾生だと、どうしても「いつも通っている塾」になるので、本番の緊張感が出ません。

他塾生でしたら、少しは緊張感高まりますが、やはり学校や公共の場所におよびません。
それに、その塾からの広告や宣伝など、余計なコトをされる可能性も高いです。

塾がなぜ協力するのか?
広告や宣伝など、何か得になることがあるからですよね。

協力塾で受ける場合は、緊張感が高くないわりに、そういう面倒があります。

日程は?申し込みは?締め切りは?

「よし!岐阜新聞テストを受けよう!」

そう思った場合、日程や申し込みはどうすればいいか?

公式サイトが確実です。

岐阜新聞学力テスト公式サイト

今のところ、第1回の締め切りは7月中旬です。

特に第1回は、受けた方がいいです。
夏休み終わり頃にあるので、夏休みに気合入れて勉強できるからです。

webから簡単に申し込むことができます。

ちなみに当塾では、「第1回と第2回は受ける」けど、「第3回と第4回は受けない」という生徒さんもいます。

第3回と第4回は定期テストと日程がカブることが多いからです。

平均点突破に苦労している生徒さんなら、定期テスト対策を優先した方がいいです。

ですから、定期テストの日程がハッキリしていない場合は、ギリギリまで申し込まないようにしましょう。

将来的に大学進学を考えている生徒さんは、定期テストがあろうが、第3回第4回も受けた方がいいです。

ここを計画的に乗り越えられないようでは、大学受験は難しいからです。

まとめ

長くなったので、まとめます。

・中3生は、よっぽどのことがない限り、本番慣れのために岐阜新聞テストを受けよう。

・定期テストで平均点突破に苦しんでいる場合は、岐阜新聞テストより定期テストを優先しよう。

・申し込む前に、定期テストの日程を確認しよう。

・申し込む時は、受験会場は「私立の学校」を選ぼう。なければ「公共の場所」を選ぼう。「協力塾」は最後の手段。

・岐阜新聞テストを有効活用して、9か月後の入試、合格発表で笑顔になろう!

頑張っていきましょう!!

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