新中学1年生の英語(ニューホライズン)は大変そうだけど、攻略できそうな授業法
こんにちは!
wagaco塾長の中村です。
新学年となりましたね。
クラスでも組織決めも終わり、ぼちぼち授業が始まっているようです。
この時期、教科書の細かい変更が気になりますが。
今年度はやはり、英語が大幅に変わりました。
全学年、教科書がニュークラウンからニューホライズンに。
特に新中1の教科書は、文科省の方針もあり、大幅に改定されています。
ネットでも「これは大変…」と話題になっています。
というのも、Unit1でイキナリ
be動詞
一般動詞
can
が出てきます。
もっと言うと、Unit0では、
動名詞
不定詞
と、これまでは中2でやってた文法事項も出てきています。
頭抱えました。
「こんなん、どうやって授業していけばいいんや…」と。
これはもう、今までのように「文法ガッツリ理解してから、さぁ身につけていこう」というやり方では、ほとんどの生徒さんにとって難しいです。
じゃあ、どうすればいいか?
シンプルに、「表現を1つ1つ身につけていく」ようにすれば、大丈夫そうです。
「私はCです。」は、I am C.
「私はOが好きです。」は、I like O.
「私をCと呼んで下さい。」は、Call me C.
という感じです。
(後で文法ガッツリやるときのために、SVOCはさりげなく意識させておく。)
これまでのような、「全体的なルールを、1つ1つに当てはめていく」演繹的なやり方よりも。
「1つ1つの表現から、少しずつ全体ルールを意識していく」帰納的なやり方の方が、上手くいきそうです。
この方法だと、単語を覚える感覚と同じだからです。
当塾でも、早速プリントを作りました。
① このプリントで理解して身につけていく。
② 毎週確認テストする。
③ 答えを隠して、自学ノートに復習してもらう。
そうすれば、定期テストでも大丈夫そうです。
リスニング力も鍛えるために、1週間以内にネイティブ音声のついたプリントにする予定です。
単語の量も爆増しましたし、これまで以上に「コツコツやる」ことが、大切です。
「塾は、良質な勉強習慣を身につける場所」
最近感じている塾の役割の変化が、ますます進んでいます。
今年度も、生徒さんをサポートできる環境を、精一杯創っていきます。