社会が30点アップした勉強法の秘密

日々の活動や思い

社会があまり得意ではなかった中3の生徒さん。
いつも50点くらいでしたが、最後の定期テストで30点アップさせました。

塾から「何かをしろ!」と強制したことは1つもありません。
他の生徒さんにもやっている通り、

「これは最初に絶対やった方がいいよ。」というプリントを配ったり。
「こんな勉強法をするといいよ。」と紹介したり。
「これを本番前にやるといいよ。」と予想問題を配っただけです。

強制的にやらせても、大して身につかないばかりでなく、勉強が嫌いになる。
塾としては、強制ではなく、相談した上で約束相手になる。
「少しでもやりたくなる」環境創りや、コミュニケーションに気を配っています。

だからこそ、この成績アップは、完全に生徒さんの努力の賜物です。
よく頑張ったね!

「実際に、何をどう頑張ったのか?」
気になったので聞いてみました。

やはり「学校のワークをシッカリやった。」とのことでした。
具体的には…

① まずは書き込まずに、調べながらやる。
… 調べた問題、間違えた問題に☆印つける。

② 提出用に書き込んで、調べながらやる。
… 調べた問題、間違えた問題に☆印つける。

③ ☆印の問題を、答え隠して復習する。
… 「もう大丈夫!」となったら、☆印を消す。

④ また後日、残っている☆印の問題を、答え隠して復習する。
… 「もう大丈夫!」となったら、☆印を消す。

これを、テスト本番までに見直し☆印がなくなるように、やったようです。

社会は、知識を問う問題が多いので、こういう「1冊をトコトン究める」勉強が効きますよね。
あとは、その後に「予想問題」をして、テストで出し切る練習をすればOKです。

塾からの工夫としては、予想問題を配る他に。
ワークが丸暗記になりすぎないように、「理解を深めるプリント」を配っています。
ワークに取り組む前に、必ずやるようにオススメしています。

本人の勉強時間配分としては、

・ ワーク前の塾プリント 10%
・ ワークや学校プリント 80%
・ 本番直前の予想問題 10%

という感じだと思います。

あとは、「どれだけキッチリ実行できるか?」ですよね。
もっというと、「実行するための時間を作るために、どれだけ早めに取りかかれるか?」です。

魔法の勉強法なんて、ありません。
上記に紹介した方法は、僕が学生時代だった頃から、ずっと言われていることです。

1つあるとすれば、合い言葉は「凡事徹底」。
誰でも知ってる当たり前のことを、誰もやっていないくらい徹底的にやることです。

そんな凡事徹底を、年末年始の誘惑の多い時期に、シッカリやったこの生徒さん、本当に立派です。
最後の最後に、苦手分野を得意に変えたのですから。

将来、仕事に必要な資格試験にチャレンジする時が来ても、同じような勉強をすればクリアできます。

まずは高校受験やね!
ラストスパート、協力して頑張っていこう!!

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