“当たらない”Z会実戦模試と予想パックの良さ

日々の活動や思い

大学入学共通テストが終わりました。
今年はセンター試験が終わっての、初めての新形式。
対策には、例年以上に頭悩ませました。

そんな中でも、生徒さんの結果は7~9割。
特に一番対策に困った数学が9割あったので、一安心しました。

数学の対策で良かったのは、ダントツで「Z会の教材」です。

一般的に、過去問や予想問などの教材で「良かった」というのは、「問題が当たった」「形式が新傾向に近かった」と思いがちですが。
Z会の教材が良いのは、そういう「当たった、外れた」という意味ではありません。

むしろ、そういう意味では、Z会は最悪です笑
実際、今回の本番に近かったのは、駿台の青パック予想問題の方でした。
(ちなみに河合の方は、リスニング新形式に対応してなかったので、そもそも使いませんでした。)

ネットでも話題になっていましたが、Z会予想問題の数学は、難しすぎます。
そして実践模試の問題集の方は、もっとひどかった(難しかった)です。
解く生徒さんも、教える僕も、Z会の教材の時は、少しブルーな授業でした笑

ただ、それでもZ会を中心に対策したことが本当に良かった。

本番では、緊張や焦りなどもあり、実力を思うように発揮できないものです。
だから本番の時に、「おぉ、良かった!簡単やん!!」という前向きなメンタルになれることは、実力を出し切る上で大切。

今回、初めての共通テストに向けて

① センター過去問
② Z会実践模試
③ 駿台青パック予想問
④ Z会緑パック予想問
⑤ 本番

という流れで対策しましたが、③駿台青パックをやった時に生徒さんは「簡単だった!」という感想を持てたようです。
そりゃそうです。
②Z会実践模試をやりまくった後なら、大げさじゃなくオアシスのように感じます。

そして④Z会緑パック予想問題も、実践模試ほどではないにせよ、なかなかハードな問題。
だからこそ直前にやったことで、⑤本番では、「よっしゃ!これ駿台パターンや!いける!」、良いメンタルで取り組めたようです。

もちろんまずは、①本番同レベルの問題を、シッカリ解けるようになることが大前提ですが。
その後は、「もう1つ別の同レベル」よりも、「本番より難易度の高い予想問題」に取り組むことの大切さを痛感しました。

予想問題の「当たった、外れた」が気になるのは、単純に力が足りていないからです。
そのことは自分自身が英検1級にチャレンジする中で、痛感しています。

本番より高い負荷、難しいレベルの問題に慣れるからこそ、本番で力を発揮でき、望む結果を得やすくなる。

本番と同レベルの問題を終えた後は、「どれが当たるかな?」と別の同レベルを探すのではなく。
本番より難しいレベルの実践問題に取り組むべき。

そして現時点で、その教材があったのはZ会だけでした。
だからZ会実践模試と予想パックをやって、本当に良かったです。

今回の本番を受けて、また夏頃から新しい教材が出てきます。

次もZ会か?
河合がより使えるものを出すか?

今から楽しみです!
シッカリ見比べて、どんな流れで対策していくか、選んでいきます!

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