【塾選び7】教えるのは勉強法か?勉強内容か?

世の中、本当にたくさんの塾がありますよね。
ありすぎて、どの塾がいいかわからない。
入塾金もかかるところがほとんどだから、気軽に試しにくい。

 

塾長は二児の父です。
もし自分が死んでしまって。
将来自分の子供が、「塾に行きたい」と言ったとき。
「どのような基準で塾を選ぶかな?」
妻に伝えておくのは、とても大切です。

 

もちろん塾事情は、これからも大きく変わっていくでしょう。
指導歴17年、たくさんの塾を見てきた塾長中村が。
現時点での基準を、同じパパママ仲間として、シェアしておきます。

 

さて第7回は、「教えるのは勉強法か?勉強内容か?」です。

 

最近、「ウチは勉強内容は教えません。教えるのは勉強法です。」という塾も増えてきました。

 

勉強法を教えることには、大賛成です。
基本的な勉強法を知ってないと、「砂場で魚を釣ろうとする」ようなムダな努力になってしまい。
「頑張ってるのに成績上がらない。自分はダメなのかも。。。」という悲劇が生まれます。

 

と同時に、暗記パンのような魔法の勉強法なんて存在しないことも事実です。
毎年のように勉強法の本が出版されていますが。
多少の違いがあるだけで、本当に大事な部分は変わらない。

 

「青いペンは、確かに少しは記憶にいい」かもしれない。
でも「24時間以内に、間違えた箇所を復習する」に比べると、その効果は足元にも及ばない。
ちょっと受験勉強をしたことがある人なら、誰でも知っていることです。

 

だから「勉強法"だけ"を教える塾」なんてものは、本来成り立たないです。
勉強法なんて、本当に大切なことだけに絞ったら、伝えるのに1時間もかからないからです。
1時間で伝えられることを、毎週やるなんて、おかしな話です。

 

そう考えると一番いいのは、「勉強法も勉強内容も、両方やってくれる塾」です。

 

本当に大事な勉強法は、「当たり前のことで、誰でも知っている」とは言っても。
「知っている」と「できている」は、次元が違う話です。
自分の弱点を補強するための復習を毎日やっている人は、どれだけいるでしょうか?
習慣になってないと、意味はありません。

 

だから、授業前に勉強法の大切な部分を確認して。
勉強内容にも、理解のコツや暗記のコツはあるから、そこは惜しみなく指導してもらう。
あとは、勉強法の大切な部分や、指導してもらったコツを意識しながら、自分の頭で解いていく。
この流れだと理想的です。

 

wagacoでは、授業前に「脳科学と心理学が認めた"効く勉強法"リスト」の中から。
「今日、特に意識すること」を1つ選んでもらいます。
それから授業を始め、指導時間内では、理解のコツや暗記のコツを惜しみなく伝えます。
基礎ができあがれば、自分の頭を使って、練習問題や応用問題など個別課題に取り組みます。

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