勉強が面白くないのは●●だから
こんにちは!
wagaco塾長の中村です!!
僕には、5歳の息子と1歳の娘がいます。
自分の子供を育てるのは、ホント難しいですね^^;
これまで何度も子育ての後悔がありますが。
その中の1つが、「息子の神経衰弱を嫌いにさせた」経験です。
4歳数ヶ月の時、マクドナルドのハッピーセットで。
トランプをもらいました。
ババ抜きなど、簡単なゲームを一通りした後。
神経衰弱をやりました。
そこで僕は、1つ大失敗を犯しました。
それは何か?
「より上手くやる方法」を教えたことです。
(例えば、「絶対にわかるモノより先に、まずわからないモノをひっくり返す」ようなことです。)
それで息子は、神経衰弱に飽きて、すぐやめました。
重要なので、繰り返します。
「より上手くやる方法」を教えたら、息子は神経衰弱を「やめた」のです。
さて去年の僕にとって、大きな出会いの1つは。
このブログでも何度か紹介している、「浜武先生と川島先生との出会い」です。
お会いしてお話している中で、川島先生のおっしゃったコトを。
今でも忘れずに大切にしています。
私は勉強をおもちゃのように考えています。
おもちゃを大人がとりあげて一方的に指導する授業なんて、子どもたちは楽しくないですよね。
息子が神経衰弱をやめた理由は、明白です。
僕が息子のオモチャを取り上げたからです。
息子は自分の思うようにやりたかった。
うまくいってないかもしれないけど、楽しくやっていた。
そんな時、急に親父が口をはさんできた。
自分がやろうとしたことを「それは違う。」と言ってきた。
自分の番なのに。
何やらワケのわからんことを説明しているが、自分の番を邪魔された。
なんやねん、このゲームしたら、とりあえずおもんない。。。
息子の気持ちは、大方こんな所でしょう。
その日から僕は、evernoteにこう反省のメモをしました。
聞かれてもないのに、上手くいく方法を教えない。
失敗してもいい。
子供の好奇心とアイデアの邪魔をしない。
子供は自分で学んでいく。
冷たく見張るのではなく、温かく見守る。
パズルでもそうですよね。
自分が一生懸命考えている時に、うまくいく方法を伝えられたら。。。
なんか萎える。。。
勉強も似たようなものです。
生徒さんが考えている間は、できるだけ口出ししない。
自力で解く経験を、奪ってしまうことになるかもしれない。
手が止まっていたら、「順調?困ってない??」と声をかける。
「もうちょい考えてみる?それともヒントいる??」と聞く。
求められて初めてヒントを与える。
あとはそのヒントでどこまでいけるか?
様子を観察して、声かけの繰り返し。
もちろん今のような受験直前期は、悠長なことを言ってられません。
受験生は、詰め込んだ方が有利に働くことも多い。
でも長期的に見た場合はどうでしょうか?
大学入試改革の謳う「思考、判断、表現力」が伸びるのは、どのような勉強の形でしょうか?
明らかです。
大人が勝手に取り上げて、勝手に解決してはいけない。
これが今の授業の根っこです。
川島先生、本当にありがとうございますm(_ _)m