間違えるのは効果的
ここでは成長に役立ちそうなコトを。
塾長自身が忘れないようにメモしていきます。
◆◆成功と失敗の脳科学 / 日経サイエンス編集部/編 / 日経サイエンス
|
今日の参考文献は、「成功と失敗の脳科学」です。
我が子や生徒さんにも、是非とも直接読んで欲しい1冊!
メモしていきます。
まずテストから始める。
テストを受ける学生は、その内容を、テストを受けない学生より深く長く覚えている。
これをテスト効果という。
この学習法を使えば、誰でも新しい情報の記憶力を高められる。
2006年のワシントン大学の研究では、記憶テストを行った。
学生達はまず散文の一節を学んだ。
次に学生を2グループに分け。
第1グループは直後にテストを行った。
第2グループは、第1グループと同じ回数だけ再び学習した。
1週間後に試験した結果、第1グループは60%覚えていたのに対し。
第2グループは40%しか覚えていなかった。
学習より先に行うテストも、後の学習の記憶力を高めることがわかっている。
これから学ぶ内容を、教える前にまずはテストで考えさせる。
もちろん間違えてもいい。
つまり予習をテスト形式でやることは、記憶に残すためにも効果的。