“定期テストは良くても、実力テストがダメ”を防ぐには

ここでは成長に役立ちそうなコトを。
塾長自身が忘れないようにメモしていきます。

 

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使える脳の鍛え方 成功する学習の科学 [ ピーター・ブラウン ]
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今日の参考文献は、「使える脳の鍛え方、成功する学習の科学」です。
我が子や生徒さんにも、是非とも直接読んで欲しい1冊!
メモしていきます。

 

記憶には2種類ある。
すぐに忘れてしまう短期記憶と。
忘れずに思い出せる長期記憶。

 

新しく学んだことを長期記憶に定着させるには、脳内で「統合」というプロセスが必要。
少し忘れてから思いだそうと努力することで、統合がうながされ、記憶が強化される。

 

自然と間隔練習になる交互練習も効果的。
ある学生が四つの立体の体積の求め方を学んだ。

 

その後、半分のグループは、立体の種類ごとに練習問題を解いた。
もう半分のグループは、立体の種類ごとではなく順不同で練習問題を解いた。

 

1週間後のテストでは、種類ごとグループの正答率は20%で、交互練習グループの正答率は63%だった。

 

多様練習(まとめ問題)も効果的。
集中練習では生まれない、どの問題にどの知識を当てはめるか判別力がつく。

 

話を聞く、文字を読む、答えを教えられるなど、簡単な努力では、統合が生まれにくく、記憶に定着しにくい。
思い出す、自分で考えるなど、難しい困難な努力ほど、記憶が再統合され、学習が身につく。

 

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